JUFA 全日本大学サッカー連盟

新人戦
『第7回全日本大学サッカー新人戦』決勝・マッチレポート
2024/01/19


 ついに決勝を迎えた『2023年度 第7回 全日本大学サッカー新人戦』決勝トーナメント。12月23日(土)、決勝の舞台であるブリオベッカ浦安競技場で優勝を巡って火花を散らすのは、関東地区第2代表の早稲田大学と九州代表の福岡大学。大学サッカーの未来を担うヤングチャンピオンに輝くのは、新人戦初優勝を狙う早稲田大学か、それとも九州勢として関東勢以外での初の優勝を狙う福岡大学か――。



早稲田大学(関東地区第2代表) 4(2-0)0 福岡大学(九州地区代表)



 試合は、立ち上がりから早大がボールを保持して攻撃の糸口を探る展開となった。対する福岡大も、前線からの厳しいプレッシングでボールを奪いチャンスをうかがう。早大は9番・鈴木大翔のポストプレーを起点に10番・森田大智、7番・西凛誓が絡んで厚みのある攻撃を仕掛け、福岡大はコンパクトな守備で粘り強く早大の攻撃に対応。ボールを奪うと前線へのロングボールやロングスローを中心に早大陣地に攻め込む。

 スコアが動いたのは19分。早大は中盤でボールを奪って前を向くと、西から鈴木へ。サイドに流れたボールを受けた鈴木は、鋭いクロスをマイナスに入れ、これを西がシュート。一度はDFにブロックされるものの、西が自ら押し込んで早大が先制点を挙げる。さらにその3分後の22分、早大は2番・佐々木がDFの背後をついてペナルティーエリアに抜け出すと、そのままゴール前にグラウンダーのクロス。これを17番・本保奏希が右足で上手く合わせて追加点。その後は、福岡大が攻め込む時間が続くも決めきれず、先制点を奪った勢いで畳み掛けた早大が、2-0のリードで試合を折り返した。



 後半は、2点を追う福岡大が立ち上がりから攻め込む。55分、福岡大はロングスローのこぼれ球を3番・川副泰樹が左足でシュートを放つが、これはわずかに枠外へ。その後もセットプレーやサイドからのクロスでゴールを狙う福岡大だが、なかなか早大ゴールをこじ開けることができない。すると、粘り強い守備をしていた早大が徐々に攻勢に出始める。早大は74分、森田が中盤でボールを収めると右サイドに展開。これを受けた西がゴール前にスルーパスを入れると、森田がゴール前に抜け出し、冷静に流し込んで3-0とリードを広げる。早大は82分にも、5番・佐橋杜真の正確なアーリークロスに鈴木が反応。フリーで抜け出すと落ち着いてゴールを決め、試合を決定づける4点目を挙げた。その後は、一矢報いたい福岡大が攻め込む展開になるものの、早大はGKの1番・海本慶太朗を中心に集中した守備でゴールを許さず4-0のまま試合終了。

 最後の最後まで果敢にゴールへと攻め込み続けた福岡大だったが、早大の堅い守備を崩すことができず無得点のまま試合終了。早大が大量4得点を挙げ、関東勢としては7年連続、早大としては初となる全日本大学サッカー新人戦の優勝を手にした。