JUFA 全日本大学サッカー連盟

デンソーカップ
【活動報告】とみおかワインドメーヌでの「地域復興・発展」
2024/03/02



 『第38回デンソーカップチャレンジサッカー 福島大会』では、3月1日(金)に、全チームから各2名の選手が『とみおかワインドメーヌ』を訪問しました。

参加選手一覧
【東北選抜】 福田挙龍(仙台大学 3年)、寺島アミール(仙台大学 3年)
【関東選抜A】 五十嵐聖己(桐蔭横浜大学 3年)、沖田空(筑波大学 3年)
【関東選抜B】 植木颯(日本大学 2年)、梅津龍之介(法政大学 1年)
【東海選抜】 前田寛太(中京大学 3年)、有働夢叶(中京大学 3年)
【関西選抜】 木戸柊摩(大阪体育大学 3年)、中野瑠馬(立命館大学 3年)
【プレーオフ選抜】 松岡響祈(IPU・環太平洋大学 1年)、坂井悠飛(福岡大学 1年)
【U-20全日本選抜】 内野航太郎(筑波大学 1年)、塩貝健人(慶應義塾大学 1年)
【日本高校選抜】 市川和弥(尚志高校 3年)、高岡怜颯(日章学園高校 2年)、名和田我空(神村学園高等部 1年)







 施設の方のお話を聞いている様子。海が一望できる高台に登りました。
 富岡町の復興・発展に対する熱い想いに大変感銘を受けました。







剪定された枝に含まれる病原菌から苗木を守るために行う枝拾い。
選手たちの両手いっぱいに枝を抱えて何度も往復する姿が見られました。







町のために尽力されている方々の姿を拝見し、また活動を体験させていただき選手・スタッフ一同これからも人々の心動かせるようなサッカーをお届けしたいという思いが強くなりました。





最後に富岡駅から発車してきた電車に全員で手を振りました。

短い時間ではありましたが、被災地に目を向け活動を行わせていただきました。少しでも復興活動に貢献できたことは我々にとって大変貴重な経験になりました。

参加選手のコメント(各地域1名)
【東北選抜】 福田拳龍(仙台大学 3年) 震災後に人口が減ってしまった町でワインを通して活気づけようとする活動に感動しました。今回のボランティアを体験して自分も町や人のためになる活動をしたいと思いました。また、被災地であるこの東北で今自分がサッカーが出来ることに感謝しプレーしていきたいです。

【関東選抜A】 五十嵐聖己(桐蔭横浜大学 3年) 震災の復興への取り組みとして始められた富岡ワイン活動の方のお話をお聞きし、実際にお手伝いさせていただく貴重な体験ができました。福島県出身である身としてとても感慨深いもので明るい未来への素晴らしい取り組みだと感じました。

【関東選抜B】 植木颯(日本大学 2年) 震災で甚大な被害にあった富岡で、復興に向けて行なっているワイン作りをごくわずかですがお手伝いさせていただきました。 施設の方のお話を聞いて、たくさんの方々の努力によって街は復興に向かっていると感じました。自分達が不自由なくサッカーをできている環境が当たり前ではないと改めて感じることができ、普段からサポートしてくださっている方々に感謝したいです。 サッカーをしている自分たちの姿で被災者の方々に少しでも勇気や感動、そして希望を与えられるように頑張っていきたいです。

【東海選抜】 有働夢叶(中京大学 3年) 東日本大震災と原発事故があった地での復興へ向け、ワイン作りの取り組みの一部を経験させていただきました。 ここまでの復興活動に沢山の人の努力、そして労力が費やさわれてきたことを改めて経験出来ましたし、自分達がこの地でサッカーを不自由なく出来る環境があることに感謝をしたいです。 被災地の皆様が、自分たちのサッカーをしてる姿を見て、1人でも多くの人に勇気や希望を感じていただけるように自分も頑張りたいと思います。

【関西選抜】 木戸柊摩(大阪体育大学 3年) 東日本大震災から約10年以上経ちますが、いまだに復興しきれていない現状を知ることができたし、今回ボランティアとして参加させていただいた冨岡でも、人口も回復していない現状も学びました。自分も人ごとにならず、少しでもできることがあればどんなことでも貢献していきたいと思いました。

【プレーオフ選抜】 酒井悠(福岡大学 1年) 今回ボランティアとしてワイン畑のお手伝いに参加して、富岡市が地域復興に力を入れていることを学び、若い年代の人の力が必要だと感じました。自分にできることでこれから少しでも貢献していきたいと思います。

【U-20全日本選抜】 内野航太郎(筑波大学 1年) 地域貢献活動を通して、震災の被害を受けた富岡町の明るい未来を感じることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

【高校選抜】 市川和弥(尚志高校 3年) 美味しいワインを作るためには枝やつるを切って栄養を伝えやすくする必要があるという事を学びました。 また、遠藤さんからは震災後の話もお話しいただき、震災後は人口、観光客が減ってしまった中、ワイン畑で富岡町を活気づけようとしている姿に感動しました。 今回のボランティア活動を通して誰かを勇気づけたり何かを活気づけたりできる行動をしたいと思いました。

とみおかワインドメーヌでは、ボランティアを募集されています。
興味がある方は以下のURLよりご覧ください。
https://tomioka-wine.com